レトロ菓子本はお好きですか?

昔のお菓子のレシピ本を紹介しています。よろしくお願いいたします。

同人誌「レトロ菓子本はお好きですか?」を販売しています。

2025-09-03 16:03:27 | 宣伝
昔のお菓子のレシピ本を紹介した同人誌「レトロ菓子本はお好きですか?」Vol.
1~6を出しています。
店頭で置いていただいてるお店
まんだらけ 中野店
大阪シカクさん
 
通販
まんだらけさん 

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シカクさん

https://shikaku-online.shop-pro.jp/?mode=srh&sort=n&cid=&keyword=bunko

BOOTH(本と電子書籍)

https://bunkoayako.booth.pm/

BOOK WALKE(電子書籍のみ)

https://bookwalker.jp/series/244296/list/

番外編は電子書籍でBOOTHとBOOK WALKEにて取り扱っています。よろしくお願いいたします。


今こそ!エンジョイクッキング!あの懐かしいレシピを確かめろ!その1「勝手にすっぱくなって口すっぱい」編

2020-09-28 20:08:21 | グルメ

みなさまこんにちは、お元気でしょうか?楽しくされてますでしょうか?私?私はとても今回失敗して、

もう奈落の底に落ちまくっておりました。

感想で言えば、浴衣(ドレス)が無くて盆踊り(舞踏会)に行けなかった哀れな女・・そんな所でしょうか。シンデレラなら魔法でどうにかこうにか玉の輿までゴリ押しで持っていけますが、私には焦りまくって家じゅうひっくり返した室内のみ残されたという感じです。

事の起こりは先日ネットイベントに参加しておりましたが、その際生配信も勧められているようなので

「いっちょやったるか・・・」という軽い気持ちで2日前に準備し始めた所、

大爆死・・・・全く画面が反映されず終わりました・・・・やばい・・・ほんと・・・誰も観てないのに20分もカメラに向かってしゃべってたとんだイカれた女になっておりました・・誰もいないのに・・やべえ・・

まあそんな感じでしたが、その時に本の紹介以外に良く読んでいた昭和50年代のなかよしの付録のクッキングブックから昔からずっと試してみたかった2品を紹介するつもりで用意していましたが、そんな結果になったのでこちらでご紹介したいと思います。

             当時の仲良しのクッキングブック 

ひとつは「なかよしギャルズ百科 愛のクッキングブック」に載っている

ぽかぽかオレンジ

     「すごく幸せな気分になれるのです」ですか・・・そうですか・・

必要な材料はみかん、さとう、コーンスターチ、水だけ。これだけなら当時も作れそうですがなにせ田舎の家なので「みかんを温めるような遊びをするなど罰あたり!」な雰囲気、そもそも母はお菓子作という行為を私が大人になった今でも苦々しく思っているくらいなので作れずじまい・・・

今こそ作るべきなんですよ!とはいえ・・・

 

みかんなんて温めたら絶対酸味がさらに強くなって・・・

めちゃくちゃすっぱいに違いない!!!!

 出来るだけ皆さまにすっぱいイメージを想像していただく為に描きましたが失敗致しました。

か・・考えただけで口の中に唾液が!!!

しかしその勝手なイメージのまま数十年!今こそその勝手なトラウマを打破していきましょう!

              完成した「ぽかぽかオレンジ」

できました!!色も変わらずみかん色のまま・・飲むの怖いなあ・・・

と思って飲んだ所、「そんなにすっぱくない!むしろ少し酸味が抑えられてる??」

意外でした。絶対すっぱいと思っていました。味も砂糖が入ってる為果汁20%ぐらいのオレンジジュースなさっぱりした美味しさです。

一つ難点は時間が経つとコーンスターチが沈殿していってしまうというところでしょうか。

というわけで次は・・と行きたい所ですが長くなったのでもう一つのお菓子の話は次回に続く!

ちなみに今日月曜現在で

ショックのあまり、全くその惨劇の片付けは行ってません。

 

 


思い出のファンシー雑貨屋さんのお菓子「HONEY」

2020-09-21 16:26:47 | グルメ

本当は今回はアメリカのレシピ本か昭和初期のケーキの作り方などを紹介していこうかと思いましたが、変更です。

「変更しろ」と空飛ぶスパゲッティ・モンスターからの啓示があったので変更します(一気に不穏なブログ風)

「空飛ぶスパゲッティモンスター」=「インテリジェント・デザイン説(ID説)」を公教育に持ち込むことを皮肉し批判するために創始したパロディ宗教(wikiより)

今回は昔私が激ハマりしたお菓子の会社「HONEY」のことについて書きたいと思います。

     私がメチャハマったHONEYのお菓子

 

 私がまだピッチピチのローティーンで世はバブル時代に入りつつあった頃、ファンシー雑貨屋さんや普通のおしゃれ雑貨屋にそのお菓子はあり、このお菓子の大半は1個から購入出来た上にハイセンスなデザイン、そして田舎にはあまり売ってないフレーバーで埼玉なのに群馬の空っ風を受け、田舎育ちでアーバンライフやディスコやW浅野や憧れ、

「将来は表参道か青山あたりのデザイン事務所で働いて、アフター5にはプールバーやイタ飯屋に行く!」

と思っていた私にはこの可愛さ、都会らしさにド・ストレートにハートに突き刺さり、ちまちま買ってお気に入りの瓶に入れては悦に浸っていたものです。

この時はまさか将来「東京の果ての下町でアフター5など皆無、男匂漂う後輩のトランクスが目の前に干してある職場」に勤めることになるとは思ってもいなかったのでした・・

 しかし大人になるにつれそんなHONEY商品も見かけなくなり、すっかり忘れていましたが、ある時ゆかしなもんさんのブログにてお菓子の本「HONEY'S DREAM」を紹介されていて、記憶喪失だった人のように記憶が一気に蘇りました。

あの一気に記憶が蘇るって凄いですね、初めて体験しました。この勢いで高校の時原宿の占い師に「前世は印刷工だった。」と言われたその印刷工の時の記憶も蘇りそうな感じでしたが、多分大した記憶ではないとは思うのでそのまま流します。

 

      「HONEY'S DREAM」ピエ・ブックス発行

 

早速この本を手に入れ、めちゃくちゃ見まくっていましたらその中の数ページに製菓用品がありました。

     製菓用品「BROWN FACTORY」シリーズ

その時は「そういや昔あったなあ~・・」くらいしか思っておりませんでしたが、ある時たまたまその製菓用品シリーズ「ブラウンファクトリー」のレシピの小冊子を手に入れられました。

     「BROWN FACTORY」HONEY発行

内容はブラウンファクトリーの中でも初期の頃のものらしく、14Pと薄いながらも結構レシピが載っています。ありがとう!!取っておいてくれた人!!!

     バレンタイン向けの製菓用品だったよう

うお~すべて可愛い・・丁寧に工程が全てイラストで描かれています・・と言うか今出してくれYO!!
 
ちなみに今この会社は解散して代官山の「クリスマスカンパニー」というクリスマスのグッズを売る会社のみになったという噂・・・復活して欲しい所です。
 
ちなみに何故そんなにHONEYに貢いでたのに製菓用品は買わなかったの?となりますが、この商品
「バレンタインチョコ」用なので当時の私には(今も)本命は皆無でしたので全く買うことは無かったという・・寂しいオチなのです・・・あ~・・言いたくなかった・・
 
 
 
 
 

 


夏の飲み物と冷菓子の作方百種その1「バナナサイダー」

2020-09-13 17:53:29 | グルメ

皆さまこんにちは、残暑厳しい中いかがお過ごしでしょうか?
「マニアフェスタ オンライン」の一環としてブログを立ち上げましたが、どうするかまでは考えておらず若干放置気味でしたが、刻々と日にちが近づいてまいりましたので

「ちゃんとしっかり何書かないと・・」と思い書き出してみましたが・・・

 

良いアイディアが浮かばない・・・多分今頃ハマっているswitchの「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」のことばかり考えてるからでしょうか・・ゲーム脳恐ろしい!(懐かしい)

 

ということでまあチンタラやってくことにしました。とはいえ意味がないものだとしょうがないので、

今回は昭和14年に発行された主婦の友付録「夏の飲み物と冷菓子の作方百種」の奇妙な飲み物を紹介しましょう。

 

 昭和14年というと第二次世界大戦が勃発した年でもあります。しかしまだ戦争の影はないようで印刷も美しく、薄い小冊子ながらもカラーが4P、他は2色刷りでちゃんと綺麗な印刷という当時としては贅沢な作りです。この様子から主婦の友は相当売れていたと伺えます。
 そして「夏の飲み物と冷菓子の作方百種」と書いてある通りレシピが100種類も載っております。昭和後期ぐらいまで結構な数の本に付いている謎の「レシピの数は多ければ多い程良い。」論理の元出された「~種」という謳い文句。何故なのか。
「宇宙人ポール」という映画でも地球人から宇宙人まで主人公が書いた小説に出てくる「おっぱいが3つある」という「数が多けりゃ何でも良いもの」という概念と同じなのか。かえって怪しいとは思わないのか、などと色々この文章を読まれてる方々も不安に思うでしょうが、その不安は的中することとなります。
 中を読んでみると。普通のゼリーやアイス系の中に普通な顔して入っているレシピがちらほら。
・・・やはり数を揃えると謎なメンツも含まれてしまうのが世の常、大型合コンをセッティングしてメンツが
揃わず気づくとちゃっかり既婚のヤツが紛れ混み、後から参加者から「既婚さんからしつこくメールが来て困る!」とお怒りクレームが来そうな感じのラインナップ。こういう時は何故か既婚の人の方が動きがアクティブです。
と、めちゃ話がどうでも良い方に脱線していきましたが戻します。その中の一つ
「バナナサイダー」
 
 
 本文では、「潰しただけでもかまひませんから、砂糖(さたう)を混ぜてコップに入れます。」
まじか・・・そしてさっとサイダーを入れて泡の消えぬうちに飲むというシロモノ・・・
不味くはなさそうな気もしますが何だかあまり混ざってない気も致します。さらに、
「お客様の前でサイダーを注いで、泡の消えないうちに飲んで頂くやうにしませう。」
 
それ客に出すのか!!!!!
 
今の時代でも出した後SNSなどに「ヤバイ家行って来た。」などと陰口ならぬ世界発信されそうな飲み物なのにさらにこの時代・・・当時今より貴重だったんじゃないかと思われる砂糖とバナナをもってしてもやはり陰口を言われそうな飲み物を客に出すとは・・まあでも「主婦の友」に載ってたからと言えば当時なら許されるやもしれません・・・多分・・・